今回の展覧会では、会員有志による扇面作品を展示しました。美しい料紙にかなを散らした作品、五言絶句を隷書で扇に揮毫した作品など、日頃の勉強の軌跡が見える作品が集まりました。最年少出品は小学二年生、上手に美しく書けました。
また、研究会部は本年の研究テーマ「清の書」に即し、各自が清朝の名人たちの臨書をした作品を展示し、会期中のワークショップでは「帖学」「碑学」の2つの潮流を中心に、清朝の書の特徴を解説しました。
代表の西口は隷書七言對聯を発表。賛助作品は師であり文化勲章受章者・高木聖鶴先生の扇面作品。